応援&ご支援いただいている皆さま、縁あってご覧になっていただいている皆さま、太陽が全力で自己主張をはじめた初夏の候、いかがお過ごしでしょうか? 陽が伸びて夏至が過ぎ、短い梅雨が明け、濃い青空に太陽の日差しと緑が深くなり、いつの間にか夏が来たと目を細めながら、本原稿を執筆しております。
2018年6月より議員も4年目を迎えました。残りの1年で何を成し遂げ、次に繋げていくべきか? 地方自治体の役割は、住民の皆さまの意見・要望を伺い、地域の課題に対して具体的な解決策を提示していくこと、そして、より充実したサービスを提供していくことにあると考えております。
住民満足の視点を軽視しがちで、コストパフォーマンスを重視しない行政に、引き続き、議員の立場からチェック&提案を積極的に働きかけることで、尽力していきたいと考えております。皆さまのご支援&応援を賜れれば幸いです。
それでは、2018年6月の活動報告を申し上げます。本夏も暑くなりそうですので、水分補給や温度調節など、熱中症予防にお気をつけいただき、平成最後の夏を充実した日々にいたしましょう。
<議案内容・審議結果>
→知多市役所庁舎のあり方に関する基本的な考え方について(報告)
知多市役所庁舎のあり方に関する基本的な考え方の報告がありましたので、本件について質問を実施いたしました。
「知多市の市役所移転(新庁舎建設)について、費用対効果(コストパフォーマンス)を重視する考えを入れるべき」
との質問に対して、市の答えは、
「パブリックコメントにそのような意見はないので費用対効果の項目を入れる考えはない」
との回答でした。1件しか回答のパブリックコメントを市民の意見のすべてのように取り扱い、加えてパブリックコメントに寄せられた意見が反映されるわけでもない現状に危機感を覚えます。
朝倉駅周辺整備基本構想や市庁舎移転は、その内容が非常に稚拙かつ定量的な検証はほとんどなく、経済合理性(費用対効果)が軽視されております。要望では、
「費用対効果(コストパフォーマンス)が非常に重要な観点であり、ライフサイクルコストの算出を行い、費用対効果(コストパフォーマンス)の高い庁舎整備とすることを、考え方や整備方針の検討の柱に入れること」
を要望いたしましたが、残念ながら費用対効果を考えた賢い税金の支出は優先度が低いようです。このままでは他の自治体で多数発生している(半田市が身近な失敗事例)自治体主導の再開発の失敗(大きな負債を残す(利回りの大幅なマイナス))になることを懸念しており、厳しくチェックしてまいります。
朝倉駅前開発と市庁舎移転がごちゃ混ぜになり、身の丈に合わない(じゃぶじゃぶな)税金投入の恐れが現実のものとして具現化しつつあることへの問題提起をまずは記して、市民の皆さまへの報告とさせていただきます。